「狐馬」とは

「狐馬」とは、「狐に馬」もしくは「馬に狐」を略したことわざ。そのことわざは「馬の背に狐を乗せたよう」もしくは「狐の背に馬を乗せたよう」を略したもの。狐が馬に乗っているところを想像すれば、意味はおのずと明らかだと思う。「落ち着きがないこと。言うことが当てにならず、信用できないこと」。狐が馬を化かして背に乗っているのか、もしくは狐がたぶらかされて馬の背に乗っているのか。すまして、でも居心地悪く馬の背に乗る狐。前を向いて、しかし不安に狐を乗せる馬。はたから見るとふらふらしていて危なっかしいけれど、何やら滑稽でもある。
本当は形容詞的な使い方をすることわざだけれど、名詞化して名前にした。その「世迷言」だから、言うことはあやふやで、とりとめがなく、よく意味の通らないことになるだろう。でも、もしかしたら、その中になにがしかの面白みがあるかも知れない。

ここには、私の書きたいことを載せるつもり。もし、それがあなたの読みたいことだったら、幸甚至極です。